【徹底コスト比較】食器洗浄機VS手洗いガチンコ勝負

節約

先日食器洗浄機が壊れました。購入から約10年経っていたので寿命と割り切って修理はせずに新品に入れ替えました。工賃と長期保証含めて14万円

ちょっと痛い出費ですが、もはや食洗器なしでは不便すぎて耐えられないので迷うことなく購入をしました。

そんな話を知人としたとき、実は意外と使っていない家庭が多いことに気づきました。「手で洗ったほうが早いから」「あまり落ちなくて使ってない」等々。まてーい!正気かっ!

現代においてほぼ全ての家庭は食洗器を愛用していると思い込んでいた私にとってはショックな事実でした。なんで?こんなに便利なのに…。彼らをその場で論破できなかった悔しさをバネに、もう一度食器洗浄機の価値について検証してみます。今回はまずコストに着目して調べてみます。

結論

  • 1日あたりのコスト、手洗い396円、食洗器256円
  • ひいき目に計算しても食器洗浄機を使ったほうが圧倒的にコスパ良し
  • 食洗器本体のコストは実は微々たるもの。高くても時短できるものを買おう
  • 食洗器専用洗剤はまだ高い。安いものを探そう
  • タイマーを使って深夜電力で電気代を抑えるべし

手洗いコスト

まずは手洗いの場合食器洗いに人件費を費やしているか計算してみましょう。

食器洗い1日平均25分

2011年にライオンの行ったアンケート調査によると、手で食器洗いをする主婦は1日約25分費やしているそうです。自分の経験と比較しても妥当な結果でしょう。

主婦が洗い物にかける時間の平均は1日25.2分

https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/deep_technique/technique_08.html

令和元年全国平均最低賃金=時給 901 円

食器洗いは単純労働なので最低賃金で計算することにします。2019年11月現在の最低賃金は901円です。

厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧 (10月発行)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

食器洗いの人件費は1日378円

901円÷60分×25.2分=378.4円

よって1日あたり378円の人件費をかけて食器洗いをしていると言えます。ほとんどの人は時給901円よりも単価の高い仕事をしているはずなので、実際の人件費はもっと高いはずです。

洗剤代は1日4円

洗剤は現時点で最も売れているお得なもので計算します。出典は楽天 キッチン用洗剤週間ランキング1位 

除菌ジョイ コンパクト 食器洗剤 つめかえ用 超特大 増量(1120ml*8袋セット)【outlet01】【ジョイ(Joy)】=4,576円 (税込) 送料無料

商品説明によると、1~3mlをスポンジにかけるようにとあるので、ここでは3mlで計算します。

1120ml×8袋÷3ml=2,986回分

4,576円÷2,986回=1.53円

よって、1回あたりの洗剤代は1.5円、四捨五入して大目に見ても2円。食器洗いは朝晩1日2回するとして、合計4円。意外に安いですね。ほぼ無視できる金額です

水道代は1日14円

最後に水道代を計算してましょう。出典は東京水道局です。25分の食器洗いのうち、5分間というのは妥当に思えます。

家庭で一人が1日に使う水の量は、平均219リットル(平成27年度)程度です。

食器洗い 5分間流しっぱなしの場合、約60リットル

https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/faq/qa-14.html#2

水道料金は地域差が若干ありますが、今回は同様に東京水道局の情報を使って、1リットルあたり0.24円で計算します。

60リットル×0.24円=14.4円

よって1日あたりの水道料金は14.4円になります。

その他

そのほか、お湯を使った場合のガス代や、手荒れ防止用のゴム手袋、ハンドクリームなど言い出したらキリがないのでそれらは考慮しません。食洗器に肩入れしないよう貧乏我慢設定で見積をします

合計1日396円

人件費378円+洗剤4円+水道代14円=396円

でました。1日396円です。どうでしょう、あの労働を1日396円で外注できるとしたら安いですよね。ちなみに、1年365日で計算すると144,540円。何故か急に高く感じる。

食器洗浄機のコスト

食器を並べる人件費は1日150円

食器洗浄機だからといって人手が全くかからないわけではありません。食器を並べて、洗剤投入、スイッチオン。が必要です。

残念ながら食器を入れる時間について有用なデータを見つけることができなかったので、自分自身の経験で計算します。ざっくり5分。平均するとこんなものでしょう。これを同じ最低賃金で計算すると、

901円÷60分×5分×2回=150円

本体はビルトインで14万円

今回は業界シェアを独占しているパナソニックの売れ筋高級機種を前提に進めていきます。ビルトイン式を選んだのは、据え置き型に対して商品価格が高いからです。これも食洗器に肩入れしないようにするため。

パナソニック ビルトイン食洗機 M8シリーズ
NP-45MD8S
スライドオープン・ディープタイプ・ドアパネル型[幅:45cm] [スライドオープン型] [ドアパネル型] [エコナビ搭載]

工事費込み 135,555円(税込)

https://www.sunrefre.jp/kitchen/built_in/ranking.html

寿命は10年

コストパフォーマンスを比較するうえで、製品寿命を設定するのは非常に重要なことです。メーカーが設定した設計標準使用期間は10年、また長期延長保証で10年を選べるので、ここでは寿命は10年と仮定します。

ビルトイン電気食器洗機及び、浴室用電気乾燥機の設計標準使用期間を10年と設定させていただきました。

https://panasonic.co.jp/chouki/doc01.html

本体コストは1日37円

135,555円÷10年÷365日=37.1円

ビルトインタイプの高級機種を買った場合、1日当たりの費用は37円になります。思ってたよりずっと安い

洗剤代は1日20円

手洗いの場合と同様に楽天ランキングから探します。キッチン用洗剤週間ランキング2位 

送料無料【大容量150粒】フィニッシュ タブレット 『メール便 Finish』 パワーキューブ お徳用 Finish Tablets 食器洗い機用洗剤=1,498円(税込み)

こちらの商品はタブレットタイプなので計算が楽。

1,498円÷150粒=9.98円

1回あたりの洗剤代は約10円。朝晩1日2回するとして、合計20円。結構高い。本体価格の50%以上です。食洗器を使う場合はいかに洗剤代金を節約するかが肝です。

水道代は1日6円

水道代はパナソニックの製品仕様を信じるほかありません。今回はエコナビを使わない場合として計算します。端数は繰り上げて6円になります。

11リットル×0.24円×朝晩2回=5.28円

電気代は1日43円

電気代も同様に。計43円。

21.1円×朝晩2回=42.2円

合計1日256円

人件費150円+本体コスト37円+洗剤代20円+水道代6円+電気代43円=256円

手洗いの約65%となりました。 1年365日で計算すると93,440円本体のコストは大したことないということがわかります。もっと差が出るかと思いきや、たった5分でもやはり人件費は高い。メーカーには今後いかに簡単に食器を設置できるようにするか工夫してもらいたいものです。他にウエイトの高い電気代はタイマーを利用して深夜料金を使うことで抑えられるでしょう。

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