【赤裸々】元駐在員が晒す7年間のTOEICスコアの推移

英会話

英語・英会話を学習している人は、どうしても他人のTOEICスコアが気になってしまうことが1度や2度あるはずです。

今回は、駐在員として海外で英語漬け生活を4年間過ごした私のTOEICの結果を晒してみます。
生まれて始めて受験した時から、海外赴任中までの計5回分のスコアをご覧ください。

イメージしやすいように私のバックグラウンドを紹介します。
私は小学校、中学校、高校と公立の学校に通い、理系大学へと進学。そしてエンジニアに。
典型的な理系で、特に英語力に秀でていたわけではありません
苦手だったわけではないが、価値を感じてなかったので熱心に勉強はしていませんでした。
受験勉強と学校の授業以外で英語に触れる機会は皆無であったと言って過言ではありません。精々洋楽を聴くくらい。

あとTOEIC対策、受験勉強を一切したことがありません。理由としては、

  • 純粋に自分の英語力の向上がTOEICのスコアにどう反映されるのか知りたかった
  • 無理をして高得点を取りに行く必要がなかった(就職、褒賞、昇進等に関係なかった)

結論

  • 英語力の向上は概ねTOEICで正しく測定できるので自分の努力の結果を数値化して把握したい場合には役立つ
  • TOEIC Listening & Reading Testでは会話力は測定できない。知りたければSpeaking Testを受験すべき
  • 700点未満でも駐在員になれる
  • どうしても高得点をとりたければ試験対策テクニックを磨くべし

スコア一覧

それでは実際のスコアを古い順に掲載します。2007年までさかのぼります。

2007年

2009年

2010年

2011年

2014年

TOTAL SCORE: 695(受験結果を引越し時に紛失したため写真なし)

どうでしょう。それほど高スコアではないですね。実際この程度でも英語で生きていけます。

自分史を追加してスコアの推移を見る

TOEICのスコアとその時の自分の英語力を思い出して比較してみます。

YearScoreMy records
2007405初受験。外資企業に就職する前。最後に英語に触れたのは大学1年の授業以来。制限時間以内に全く終わらなくて最後の30%位は適当にマークシートを埋めた。
2009520今の会社に就職後初の受験。この時点では翻訳ツールを使ってメールの読み書きが精一杯で、英会話はまるで不可能。スコアが大幅に上がった原因は単純にTOEICの試験制度(設問形式、時間配分)に慣れたから。
2010645一人で電話会議に参加、海外出張に行けるくらいに英語力がアップ。「今日はギリギリ意味通じた」と脇汗びっしょりで綱渡りの日々を過ごしていた。いま振り返ると、英語力が爆上げしていた初心者ボーナス期だったのかも。スコアもかなり伸びた。
2011670海外赴任する直前。このあたりでは仕事中、自分の英語力が障害になることはほぼなくなった。でもスコアはあまり伸びてない。
2014695海外赴任後3年目。毎日英語漬け生活を2年間していたので自信が付き始めた頃。正直800点くらい行くんじゃないかと思ってたのに700点にも達しなくてショック。

考察

英会話実用力とスコアは比例する

私の英語力ほぼゼロの状態からスタートして1日中英語で仕事できるレベルまで上達しました。
それと比例してTOEICのスコアも上がり続けました。結果的にTOEICは英語力の向上を測定できる試験だと言えます。

ただし自己認識(自己満足度)と伸び率はリンクしない

一方、自分では飛躍的に英語力が向上したという自信、実感があるに関わらず、スコアはあまりあがりませんでした。
例えば、2012~2014は仕事中は英語以外話せなかったので、格段にスキルが上がりました。具体的には、会話の中で言葉に詰まることが大幅に減って、頭の中で予め作文しなくても自然にスラスラと言葉が出てくるようになりました。
しかし、スコアは25点しか上がっていません。うーん、なぜでしょう。

これは恐らく私が大きく向上したと思っていたのは会話(スピーキング)力なので、TOEIC Listening & Readingテストの結果には大きく反映されなかったと考えられます。
TOEIC Speaking Testであれば伸び率がリンクしたかもしれない

たまに「英語はペラペラなのにTOEICのスコアは低い人がいる」という話を聞いたことがあるかと思います。私は典型的なこのパターンです。会話実践力を最重要視して学習した人は、細かい文法・語彙力をある程度無視しているケースが多い。この場合、Listening&Readingのスコアが早い段階で頭打ちになるのは十分あり得ることです。

今受験してみたらどうだろうか?

恐らくあまり変わっていないはず。700点くらいか、もしかしたら下がっているかもしれない。
理由は既に明白で、最後に受験した後から、

  • 読み書きの量が増えていない
  • 話す量が増えていない
    • むしろ駐在しているころに比べて圧倒的に減った(毎日8時間→1~2時間)
  • 話す相手が固定されがち
    • 同じ相手と話すことが多くなったので、お互いに適応済み。改善しなくても問題なし。

これからさらに高得点を取るには?

もしこれから高得点を取らなければならない状況に置かれたらどんな対策をするか。頭打ち状態を抜け出すにはこれまでと違うアプローチが必要

  • 仕事で使わない語彙力を増やす
  • フォーマルな文法を学び直す
  • TOEIC対策(いわゆる受験テクニックを磨く)

たぶんやらないと思うけど。

TOEICとの正しい付き合い方

TOEICは自分の英語力を測定するひとつの目安に過ぎない。最もお勧めする付き合い方は、定期的に受験して過去のスコアと比較することによって自分の立ち位置を知る。そして今後のプランを立てる際の参考情報にする。スコアはあくまでも過去スコアとの相対比較に使わないと目的を見失う。

一方で世の中には絶対スコアを問われる場合があるのも理解できる。例えば、800点以上取らないと~~できない、~~になれない、など。その場合は頭を切り替えて点取りゲームと割り切る攻略法はたくさん売っているので、躊躇せずに金で解決しよう。

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