【筋育】これからの子供には筋肉教育(筋育)が重要である理由

筋トレ

パパ、ママ
「筋トレは良いことだらけだから、うちの子もやらせたい。でも、小さいうちからやると背が伸びないって言うし、発育に悪影響があるのでは?
やっぱり筋トレは大人になってからかな…」

昨今の筋トレブーム、既に効果を出し始めてウエイトトレーニングの有用性に確信を得たお父さん、お母さんは多いかと思います。
そんな前向きな姿を見て、子供が「パパ、ママ、何やってるの?僕も、私もやってみたい」と言う日が必ずやってくるでしょう。
その時なんと答えるべきでしょうか?「まだ早い」?「一緒にやろうか」?
今回はこんな疑問について明らかにしていきます。

本記事の内容

・筋トレが子供の成長に与える影響について多角的な知識を身に付ける
・保護者として子供にどのような筋トレ教育(筋育)を推奨するべきか考えるきっかけを作る

筋トレが成長を妨げるというのはデタラメ

「小さい頃から筋トレすると背が伸びない」なんて話を聞いたことありませんか?
一昔前だと「筋トレ」というと筋肉隆々のボディービルダーが血管破裂しそうな形相で雄叫びをあげている姿を想像したかもしれません。
そういった固定観念があると「これは子供には無理でしょ…」と思ってしまうのも無理もありません。

しかし、これは完全にデタラメ、都市伝説です。

一般的に、子供が走り回ったり、飛び跳ねて遊んだりする際には、体重の2~10倍の力が骨や関節に加わると言われています。例えば、10歳であれば400Kgを超えることもあり得るわけです。

一方、ウエイトトレーニングでは体重の1.5倍~2倍を挙上できれば上級者レベル。
200Kgを超えるような重量を扱えるのは大人でもごくごく一部の人達だけです。

バレーボールやバスケットボールでジャンプした際に膝・腰にかかる負荷は、バーベルスクワットの重量をはるかに凌駕することは多々ありますし、野球やテニスでボールを全力で打ち返す行為は、ちょっとしたダンベルトレーニング程度では真似できないほどの高強度な運動です。

自重(重量物を扱わない)=軽い=安全
筋トレ(重りを使う)=重い=危険

と思うのは単純なイメージから発生する誤解で、実際に体にかかる負荷はその通りではありません。人間の体そのものが重量物です。むしろ、広く普及している一般的なスポーツのほうが高負荷のことが多いです。

なので子供だからと言って、ダンベル・バーベルを扱うウェイトトレーニングは不適切。というのは筋が通らない話です。

筋トレは他のスポーツでの怪我を減らす

今では様々なプロスポーツ選手が本業のパフォーマンスを向上させるために、筋力トレーニングを日常的に取り入れることは珍しくなくなってきました。

それだけでなく、筋トレがスポーツのパフォーマンスを向上させるだけではなく、多面的な筋力向上により怪我を予防できるともされています。

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身体的には7-8歳からウエイトOK!でも…

7-8歳、つまり小学校低学年になれば身体的にウエイトトレーニングに対する準備はできていると言えます。

ただし、身体はOKでも心の準備もOKとは限らない、ここが要注意ポイントです。
ウェイトトレーニングは道具を使うため、安全に正しいフォームで行う必要があります。指導者の指示を聞いて、理解して、それに従う能力があってこそ意味のある筋トレを行うことができます。

小学校低学年では集中力が足りずに危険な行為をしてしまう可能性はあります。精神の発達具合は肉体的な発達以上に人それぞれ、バラツキがあります。保護者、指導者が子供の発育状況を理解し、未熟な子には「まだやらせない」という判断も必要です。

また、遊びの一環としてと行われるような自重筋力トレーニングは、幼児 (2歳~) 、幼稚園児からでも推奨されます。蛙飛びも立派な筋トレです。

Just a moment...

始めるのは早いほうが良い

1.筋トレによって養われる筋肉と神経の発達は、走る、跳ねる、などの基本的な能力を高めるため、特定のスポーツだけでなく広く日常生活でも使われるため役に立つ

2.幼少期から身体的に活発なライフスタイルを始めた子は、10代も活発で、そして大人になっても活発であり続ける傾向がある

Tracking of physical activity from early childhood through youth into adulthood - PubMed
This study has shown that physically active lifestyle starts to develop very early in childhood and that the stability of PA is moderate or high along the life ...

3.成長期(中学・高校生)に始めるのでは遅い

なぜならば、筋トレの技術を習得するには時間がかかる。もし、成長期に入る5年前に始めていれば、既に筋トレ歴は5年。
いざ成長期になってホルモンの分泌が活発になった頃に非常に高い効果を得られるトレーニングができる。

一方、成長期に入ってから始めるようであれば、美味しい時期を見逃してしまう

自尊心を高める心理的効果

子供たちは一般的に、6~8歳頃から運動能力の差、優劣が顕著に表れてきます

他の子よりも明らかに足が遅い、そう気づいた時から彼らは得意でないものから背を向け始めるでしょう。そして運動不足に陥り、いずれ肥満に繋がるかもしれません。

ただし、この時期に子供を筋トレに参加させることが出来れば、将来(成長期)に向けてトレーニング歴を積むことが出来ますし、何より何かが得意になる、という成功体験を得ることができます。

足の速さは、遺伝的な要因が大きいかもしれませんが、筋トレは身体的反応なので必ず成果が出ます。他の子と比べる必要がなく、以前の自分より成長したと実感できる経験は、自尊心を改善することに役立つでしょう。

Resistance training for children and adolescents - Myers - Translational Pediatrics
Resistance training for children and adolescents

まとめ

以上、筋トレが子供に与える影響をまとめてみました。筋トレはスポーツの一つと解釈できますので、そういう意味ではスムースに受け入れやすいのではないかと思います。

筋トレの子供に対するメリット
  • スポーツが得意な子は、競技能力を更に高め、怪我の防止につながる
  • 運動が苦手な子には、達成感を与え、将来活動的なライフスタイルをおくれるきっかけになる

私は3人の子供がいて、小さなころから活発で運動が得意な子もいれば、家遊びが大好きで運動が全く苦手な子もいます。 ただ、すべての子供に対して大きなメリットがあるのは明白です。

彼らにどのような筋育をすべきか、ぜひ考えてみましょう。
始めるのは早ければ早いほど良い!

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