結局のところXiaomi Mi Smart Band 4は買う価値があるか?
Xiaomi Mi Smart Band 4を使い始めてちょうど1ヶ月経ちました。
実際に毎日使用してみた結果、私の感想は非常に好印象です。
結論
- スマートウォッチを持っていないなら、買わない理由はない
- もし、今日壊れたり紛失したら、また買う
この記事ではメリットだけでなくデメリットもハッキリと主張したうえで、なぜ「買い」と思うのかを説明していきます。
まず最初に、レビューをした私はこんな人間です。
- フィットネスバンド、スマートウォッチを使うのは初めて
- 時計(アクセサリー)を身に付けるの嫌い
- 有酸素運動は基本的にしない
- 購入目的は通知機能
こんな縁のなさそうな人が使っても価値を感じられたのだから大したものです。
良かったところ
軽い
わずか22.1g
バンドの装着感はもちろんありますが、重量感はほぼゼロでストレスもほぼゼロ。
ベンチプレスの筋トレ時以外は24時間付けっぱなしにしていました。風呂も寝るときも。
腕時計嫌いの私でもあまり嫌じゃない。
バッテリーの持ち具合
「自動心拍数検出と睡眠アシスタント」をオンにすると「バッテリー駆動時間が大幅に短くなります」と表示されます。せっかくなのでフル機能で試してみました。結果は、
バッテリー切れまで11日間ももつ!
製品仕様表では20日と記載されているので、上記の設定をオフにすれば恐らく20日間充電なしで連続使用できるかもしれません。
機能差があるとは言え、他のスマートウォッチと比べると段違いのスタミナ。
Apple Watch(Series 5):18時間
Fitbit Versa 2 :約7日
HUAWEI Band 4 Pro:12日( GPS連続使用:約7時間 )
充電しなくていいって、こんなに楽なのね。
通知機能
通知機能はやっぱり抜群に便利。
これまでは周囲の音がうるさいとか、スマホをバッグに入れっぱなしにしていて着信に気付かないことが多々ありました。
実は、この着信の見逃しが原因で妻との間で何度か些細なトラブルになりました…。これがスマートバンドを買うことになったきっかけです。
期待していた効果は抜群で、 LINEのメッセージや電話の着信を見逃すことはゼロ!
着信があると手首にバイブの振動が伝わるので必ず気が付きます。
減ったではなく、ゼロ。すごくないですか?
一度この環境に慣れてしまうと、もう元には戻れない
睡眠モニタリング
何もしなくていい。
無くても困らないけれども、意外と使えるのが「睡眠モニタリング」。
何時に眠って、何時に起きたか。そして深い睡眠時間はどれくらいだったか。を勝手に計測してくれます。
毎日の記録がスマホに自動で残ります。ここ数日ちょっと調子悪いなと思って睡眠記録を見てみると、寝不足の日と一致していた。という気づきがあったりします。
睡眠の観察は自力では不可能なのでスマートバンドならではの付加価値と言えます。
安い
3,839円!
Apple Watchは47,080円。12倍。機能差や質感が格段に違うのはわかっていても、値段を比べてしまうと正直無駄にしか思えない。
この価格であれば、壊れたらまた買えばいい。無くしたらまた買えばいい。新機種が出たらまた買えばいい。そう割り切れる。
いまいちなところ
もちろん、あと一歩なところもあります。
手首を持ち上げて情報を表示が機能しなくてイラつく
消費電力を節約するために画面は通常非表示、真っ暗な状態になっています。
そして腕を動かして目の前に持ってきたときに、画面が自動的に表示される仕組み。
ほとんどの場合は問題ないのだが、たまに反応せず真っ暗なことがあってイラっとします。
Apple WatchがSeries 5になってウォッチフェイスの常時表示になった理由がわかる気がします。
ワークアウトが謎機能
本製品もワークアウトを記録する機能があります。
その中に 「フリー」という名前でバーベルを持ってデッドリフトをしているような人のアイコンがあります。
てっきり「フリーウェイト」かな?と思いましたが、ただの「フリーワークアウト」。いわゆる「その他」で何を計測してくれるのか全く不明。
紛らわしい。
筋トレ(ベンチプレス)と相性悪い
これ全ての腕時計に言えることかもしれませんが、リストストラップとの相性が悪すぎる。
ベンチプレスをするときにリストストラップをする人は多いかと思いますが、この時ばかりは外さないといけないのが残念過ぎる。
バンドの上からぐるぐる強く巻いたら壊れるんじゃないかな、というか痛くて装着してられない。